さすがのレッツノートも型落ち品であることには間違ありません。そうなると、やはりスペックの遅れが問題です。パソコンのスペックで大きなウェイトを占める部分が、CPU、ハードディスク(HDD)、メモリーです。CPUはパソコンの中心的な処理を行う装置。ハードディスクは、データを保存する為の装置。メモリは、一時的にデータを記憶して、CPUの処理を円滑にする為の装置です。このうち、一つでも容量や性能が足りていないと、何かと使いづらいものになってくきます。

まずは、CPU。レッツノートに搭載されているCPUは、モバイルPC専用の高性能CPUで、デスクトップ用のCPUの約1.2~1.3倍の性能を発揮すると言われています。例えば、CF-T2に搭載されているCPUが、Pentium M(1.2GHz)である。このCPUであれば、Pentium4の1.6GHzと同等の性能を持つということになるので、十分事足りるでしょう。

最近では、デュアルコアやi5、i7と複数のコアを持って処理を円滑にするというタイプのCPUも発売されているが、別タスクで同時処理を行う目的がなければ、全くと言っていいほど必要ありません。例えば、動画のエンコードをしながらネットサーフィンをするとか、CDをコピーしながら、画像編集などになるのだが、わざわざ、モバイルPCでやる人はいないでしょう。エクセルやワード、Youtubeとかニコニコ動画を見る程度の処理なら、1GHzクロックの全然問題ありません

ハードディスクは、外付けタイプのハードディスクやUSBフラッシュメモリで補うことが出来ます。今やが一万円以内で購入できる時代です。自宅と会社にPCを持ち歩くビジネスマンには、モバイルタイプのパソコンにずっと差したままでも目立たない、が便利です。これなら、パソコンから出っ張らないので邪魔にもならずハードディスクを追加できます。

CPUやハードディスクばかりに目がいって、スルーされがちなメモリーですが、とても重要な部分です。アプリケーションを開くのが遅かったり、新しいウィンドウを開くのが遅いのはメモリー不足が原因。128MBや256MBではメモリー不足、最低でも512MBになるよう、パソコンと一緒に増設メモリーも購入しておきましょう。

→ 増設メモリーの選び方


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