バッテリーは、日を追うごとに劣化し、充電できる容量が低下していきます。ノートパソコンのバッテリーに用いられるリチウムイオン電池は、使用すればするほど充電できる容量が低下していきます。通常、電気を完全に使い切ってから、フル充電するというサイクルを300~500回程度繰り返すと、容量が半分程度に減少してしまいます、つまり、2~3日に一度の充電でも2年も程度でヘタってしまいます。最悪、充電しても容量が溜まらず、常にACコンセントを差しておいた状態でないと利用できない事もあります。ただし、中古PCのバッテリーのほとんどはこういった状態です。

よくオークション等で、↓の画像のようにバッテリーの残量をキャプチャーしたり、写真で撮った画面をアップして「こんなにバッテリー残ってますよ~」と謳っている商品があります。でも、実際は何も動作させない状態でのバッテリー持続時間であって、インターネットをしたり、メールソフトを起動させたりすれば、その分、電気を使うのでバッテリーの消耗もは早くなります。また、3時間と表示してあっても、ヘタったバッテリーは、ここから徐々に残り時間が減っていくのではなく、急に1時間ぐらい飛んで残り1時間になったり、残り1時間と表示されているのにも関わらず、バッテリーがなくなって電源が落ちた。なんてことがしょっちゅうあります。
バッテリー残量メーター
つまり「中古のバッテリーの残量はほとんど当てにならない」という事です。

じゃあ、中古で買った場合、バッテリーはどうすればいいのか?と言うと、購入した時のバッテリーを使用してみて、「やっぱり短いなー」と思えば、次の方法で解決できます。


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